堂宮建築

宮大工が築く日本の伝統建築

宮大工が築く日本の伝統建築

神社や仏閣は「木組み工法」で建てられています。
そのため、施工にあたる大工は、精巧な技術と知識が
必要な木組みの技術を習得している必要があります。
そんな神社や仏閣などの伝統建築を手掛ける職人を
「宮大工」と呼びます。
そして、一般の大工は2~3年の修行で一通りの仕事が
できるようになりますが、宮大工に「一人前」という
定義はなく、「一生修業」であると考えています。
生涯をかけて、己の技術・知識を研究し続け、
常に精進し続けることが使命だと考えています。

伝統工法へのこだわり

土葺き工法による屋根づくり

土葺き工法による屋根づくり

土葺き工法とは、瓦屋根をつくる工法のひとつです。
湿った土や漆喰を、瓦と野地板の間に塗り、粘土のように接着剤として使用します。
この工法により、屋根の下地と瓦の間に空間を作り、空気層を生み出します。この空気層は外の熱を伝えにくい構造になっており、窓に使われている断熱性が高いガラスと同じような効果をもたらしてくれます。そのため、瓦屋根は湿気がこもりにくく、冬は結露が発生しにくくなり、夏は外の熱が伝わりにくいので、快適に過ごすことができるのです。

美しい装飾×1mm単位の精度

美しい装飾×1mm単位の精度

堂や社殿の豪華さを引き立てる彫刻や、いくつも組み合わされた組物は、1mm単位以下の精度が要求されます。
そのため、逐一現場で寸法を合わせていくのが一般的ですが、当社では破風の建て位置・曲線を描いた部材、二段になった隅木などをすべて計算し、事前に工場内で加工し、現場で組み立てます。
これにより、長期間の工事でご住職や檀家様、ご参拝の方にご迷惑をおかけすることが少なく済みます。

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